ラム酒の魅力とは

最近注目を集めているラム酒

ラム酒は世界的にも人気を集めているお酒であり、大人気映画パイレーツオブカリビアンでも出てきたことでさらに人気が加速しています。
ラムがどのような味であるか、ラムベースのカクテルにどのようなものがあるかということを知らない人は多いですが、お菓子で香りづけに使われているのでその名前や匂いは知っているという人は多いものです。

ラムというのは甘くて芳醇な香りが特徴で風味まで楽しむことができるアルコールです。
ここではラムがどうやってできるのか、そしてラムを使ったカクテルにはどのようなものがあるのかを紹介していきます。

ラム酒の作り方

ラム酒というのはサトウキビの廃糖蜜や絞り汁を原料として造られる蒸留酒です。
原産地は西インド諸島であると考えられています。

日本の酒税法上、ラム酒の記載はありません。
しかし蒸留酒類の中ではスピリッツに分類されています。
飲料として使うだけではなくその芳醇な香りからお菓子の香りづけに使用したり、ドライフルーツを漬け込んでお菓子に混ぜ込んだり、アイスクリームにかけて食べたりと多くの用途があります。

ラム酒と黒糖焼酎の違い

同じサトウキビを使っていますが、ラム酒と黒糖焼酎には少し違いがあります。
まず、ラム酒はサトウキビを砂糖に精製する際の副産物ですが、黒糖焼酎は固形の黒砂糖と米麹を使用します。
そのため原材料の段階から両者は違うのです。

次にラム酒は香りづけされることが多いですが、黒糖焼酎は水以外を加えることが禁止されているというのも違います。
このように同じサトウキビを使っていても二つは違うアルコールとなるのです。

ラム酒の飲み方

ラム酒と一口に言っても種類がたくさんあり種類によって美味しいと言われる飲み方に違いがあります。
基本的には色と香り、製法によって種類が分けられており、それぞれに味の特徴も違っています。
そのため飲み方を変えることでその味の違いを楽しむことができるのです。

ラム酒を風味で種類分けするとライトタイプ、ミディアムタイプ、ヘビータイプという3つに分けられます。
ライトタイプは柔らかく口当たりが軽いためカクテルに多く使われます。

ラム酒を使ったカクテルといえば、モヒートが有名です。
モヒートはホワイトラムにソーダやミントリキュール、ライムを入れて作るため手軽にでき自宅で作って飲んでいる人も多くいます。
それ以外にもダイリキ、キューバ・リブレ、ロングアイランド・アイスティーといったカクテルも有名です。

ヘビータイプは強い風味を感じるためにロックかストレートで飲むことが多くゆっくりと飲んで楽しみます。
ミディアムタイプはライトタイプとヘビータイプの中間であるためにカクテルに用いることもストレートやロックで楽しむこともあります。