ウォッカの楽しみ方を知ろう

ウォッカはどうやって作るのか

ウォッカはクセがなくすっきりとライトな味わいであるために飲みやすく色々なカクテルの材料として使われるロシア発祥のリキュールです。
他のアルコール類に比べて無味無臭に近い点でも飲みやすくなっています。

ウォッカを作るには、大麦、ライ麦、小麦、ジャガイモといった穀物を原料として糖化、発酵、蒸留といった作業をして作ります。
最後の仕上げとして白樺の炭でろ過して蒸留するというのが大きな特徴です。

ウォッカを使ったカクテル

ウォッカを使ったカクテルとして有名なのがバラライカです。
発祥の地であるロシアの楽器、バラライカを基にしたカクテルと言われています。

作り方はウォッカとホワイトキュラソー、レモンジュースを2対1対1の割合で混ぜます。
材料を混ぜる際にはシェイクして作りますし、楽器の形をイメージして逆三角形のカクテルグラスに入れるということからカクテルらしい1杯です。

このウォッカを別のベースにすると色々なカクテルに変化するために作るにあたっては覚えておいて損はありません。
ジンベースにすればホワイトレディ、ラムベースにするとX.Y.Zになりますし、ブランデーベースにするとサイドカーになります。

ウォッカ風味は他のものに比べてクセがないですし柑橘系の風味が強いです。
そのためこれらの中では飲みやすいカクテルだと言われています。

次に気軽に飲むことのできるカクテルとして人気なのがモスコミュールです。
モスコミュールはモスクワのラバという意味で、これはラバに蹴飛ばされるくらい強いウォッカベースであるということを意味しています。

作り方としてはウォッカとライムジュースを3対1で入れてジンジャーエールを足して好みでカットライムを飾りつけます。
ジンジャーエールが増えればその分飲みやすくなるために女性にも人気です。

これは自宅で簡単に作ることができることもありとても人気のカクテルです。
自分好みの配分を見つけるためにジンジャーエールの量をあれこれと試すのも楽しみの一つで、多くの人が自分好みの黄金比を見つけるために色々と飲み比べています。

飲みやすいためにレディキラーという異名を持つのがスクリュードライバーです。
ウォッカをオレンジジュースで割っているのでジュース感覚で飲めてしまいます。

また、ウォッカが無味無臭であるためにウォッカの量が気付かなくてもあまり気づくことなく飲めてしまいます。
そのため気付かないうちに飲み過ぎてしまうことがあるのです。

しかしながらそのレシピが簡単であるため自宅で作って晩酌に楽しむ人も多い一杯でもあります。
スクリュードライバーのベースであるウォッカをアマレットに変えたものをイタリアンスクリュードライバーと言いますが、これはウォッカベースではないので間違えないようにしましょう。